2018年6月21日木曜日

あなたへの天気図



株式会社ハレックスでは退任される役員さんに、その方がお生まれになった日の天気図に、お生まれになった場所のお天気の解説文を付けて記念品として贈呈しています。

これは今から15年前に私がハレックス社の2代目社長に就任した年に、気象庁様の地下倉庫にマイクロフィルムで眠ったままになっていた過去約130年分の天気図をディジタルデータに落とす業務を受託したことに起因します。その業務を完遂して完成物を納品した際に、ハレックス社で『あなたへの天気図』として販売することの許可を気象庁様からいただいたのですが、その次の年から、退任される役員さんに記念品として贈呈することを始めました。

これまで多くの退任される役員さんに私の手から贈呈してきて、その都度、「いつか私も貰う日が来るんだろうな」と思っていました。私の誕生日の天気図は会社のPCでチャチャっと検索すると見えるのですが、その日の楽しみはずっと取っておこうと、これまで封印して見ないようにして来ました。そして、ついにその日がやって来たというわけです。

藤岡新社長から手渡された私、越智正昭の生まれた日の天気図がこれです。

私が生まれた昭和31(1956)213日、私が生まれた四国愛媛県の東予地方(現在の四国中央市)のお天気は次のようだったとのことです。退任役員送別会で、ハレックス社の女性気象予報士のIさんがさらに詳しく解説してくれました。さすがにかつて民放キーTV局のお天気キャスターとして活躍していただいたIさんです。分かりやすいです。


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越智正昭様 お誕生日の天気概況解説

《天気概況》
お生まれになった昭和31(1956)213日は、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となり、大陸から寒気が流れ込んでいました。
 瀬戸内海に面した東予地方では、天気は冬晴れとなりましたが、朝は冷えて、日中の気温は10℃を下回りました。
この日、北日本から山陰にかけての日本海側では雪や冷たい雨が降り、関東や東海でも所々でにわか雨を観測しました。
この年の2月は冬型の気圧配置は長続きせず、天気は数日の周期で変化していました。
立春を過ぎ、季節は希望の春に向けて動き出していました。

《イベント等》
この年の71日、現在の気象庁が当時の中央気象台から気象庁に昇格し、運輸省の外局となりました。気象業務の健全な発達を図ることを任務に、現在も日本国の気象業務の基幹を担っています。
 118日には初代の南極観測船「宗谷」が東京晴海埠頭を南極に向け第1次観測に出港、翌年424日に半年近くの過酷な任務を終え、東京日の出桟橋に無事帰港しました。
1218日には、国連総会の全会一致の承認で、日本国が80番目の国連加盟国となりました。
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へぇ〜、私が生まれた昭和31(1956)に気象庁が発足したのですね。不思議なご縁を感じます。

この15年間務めさせていただいたハレックス社の代表取締役社長退任記念でいただいた私が生まれた日の『あなたへの天気図』、私の大事な宝物ですので、我が家の玄関を入ったところの正面に飾らせていただきます。でも、まずは四国松山に住む91歳の父と89歳の母に見せたいと思っています。きっと覚えていないでしょうから。

このハレックス社の『あなたへの天気図』、大切な人へのお誕生日、結婚記念日等の記念日の贈り物やご自宅のインテリアに最適ですよ。ご購入はメールで承っております。ボチボチ売れています。……と、せっかくなのでシッカリ宣伝しておこう。これも私が始めたことだし🤓

ハレックス社HP『あなたへの天気図』

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